ただ、野の獣がそこに伏し、 ほえる獣がその家に満ち、 だちょうがそこに住み、 鬼神がそこに踊る。
彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。
カルデヤびとの国を見よ、アッスリヤではなく、この民がツロを野の獣のすみかに定めた。彼らはやぐらを建て、もろもろの宮殿をこわして荒塚とした。
宮殿は捨てられ、にぎわった町は荒れすたれ、 丘と、やぐらとは、とこしえにほら穴となり、 野のろばの楽しむ所、 羊の群れの牧場となるからである。
それゆえ、野の獣と山犬とは共にバビロンにおり、だちょうもそこに住む。しかし、いつまでもその地に住む人はなく、世々ここに住む人はない。
わたしはこれがために嘆き悲しみ、 はだしと裸で歩きまわり、 山犬のように嘆き、 だちょうのように悲しみ鳴く。
家畜の群れ、もろもろの野の獣はその中に伏し、 はげたかや、やまあらしはその柱の頂に住み、 ふくろうは、その窓のうちになき、 からすは、その敷居の上に鳴く。 その香柏の細工が裸にされるからである。
だちょう、よたか、かもめ、たかの類、
わたしはこれをはりねずみのすみかとし、水の池とし、滅びのほうきをもって、これを払い除く、と万軍の主は言う」。
あなたは町を石塚とし、堅固な町を荒塚とされた。 外国人のやかたは、もはや町ではなく、 とこしえに建てられることはない。